岩国吉香公園桜の施肥で活性化
岩国の錦帯橋河畔と吉香公園には、染井吉野を中心とした、約3000本の桜が、春の開花を待ちわ
びています。また岩国の桜は、桜百選にも選ばれている、桜の名所なのです。
桜の中でも染井吉野は、お花見には華やかですが、交配種で有るが故に、学説では70年からせいぜ
い、百年の寿命と云われており、錦帯橋河畔や吉香公園では、老木が目立ち、樹精も次第に衰えてい
るようです。
そこで岩国市の観光振興課では、桜の木に寄生した苔を、高圧水で吹き飛ばす除染作業と、桜の木の
まわりに、施肥と酸素を供給する、薬剤の埋め込み作業が行われています。
堆肥は、パルプ工場で出た、樹皮の皮、バークを使います。
酸素供給としては、土壌用酸素供給剤で、成分は過酸化カリです。
バークと酸素供給剤を、木のまわりに穴をあけて、埋め込む作業が連日続けられていて、苔の除染と
並行して、今年の桜はきっと、見事な花を咲かせてくれるだろうと、期待されています。
by ta-mi-man | 2012-02-06 17:34 | Comments(4)
岩国市は、桜百選の一つ。今年は宮島と相まって、観光客の増大が見込まれます。春の桜は最大の売り物ですが、古木で樹精が衰える一方です。
もっと早くから手入れをしていたらと思いますが、施肥をしても、除染をしない木が有ります。これはやはり片手落ちですね。