岩国錦帯橋通り雛人形祭り その2
錦帯橋の正面の通りを、「大明小路」と言いますが、ここを少し下っていくと、昨日紹介した古民家ギャラリーを始め、あちこちのお店に、雛人形を飾っている目印の、赤いのぼり旗が立っています。
このお店は、古民家ギャラリーのお隣、ギャラリー&喫茶の「からんころん」です。
このお店にもユニークな、数々のお雛飾りが見られました。その中でも掛け軸の雛飾りの中に、「差し雛」という、紙で作ったお雛様を、掛け軸の絵に突き刺して、立体感を出しているものがありました。
この軸物は、大正時代に描かれたものらしいのですが、よく見ると、内裏様とお雛様の位置が、左右逆になっていることが分かります。
これは主に、関東式の飾り方とも言われていますが、宮中の儀式のおり、配列を西洋式に習ったのが、始まりなのだそうです。
見事な雛人形を絵付けした、大皿がギャラリーの喫茶室に、飾られていました。
ギャラリーの小物箪笥には、ぎっしりと雛人形が、飾られています。
皆様もどうぞ錦帯橋の帰り道に、「大明小路」へお越しください。
by ta-mi-man | 2011-02-07 20:33 | Comments(0)